格安SIMのeSIM対応端末を確認する方法は?

格安SIMのeSIM対応端末を確認する方法は?

格安SIMでeSIMを使える端末か確認するには、端末がeSIMに対応しているかと、利用する格安SIMの動作確認端末に含まれているかを別々に確認します。端末の設定画面で「EID」を確認し、格安SIM公式サイトの動作確認端末一覧で機種名・型番・OS・回線を照合するのが確実です。

格安SIMのeSIM対応端末を確認する手順

  1. 端末の機種名と型番を確認する。

    iPhoneは「設定」から「一般」→「情報」を開き、機種名とモデル番号を確認します。Androidは「設定」→「デバイス情報」などから、機種名、型番、Androidのバージョンを確認してください。設定項目の名称はメーカーによって異なります。

  2. 端末にEIDがあるか確認する。

    EIDは、eSIMを識別するための番号です。iPhoneでは「設定」→「一般」→「情報」に表示されます。Androidでは「設定」→「デバイス情報」や「SIMのステータス」などに表示されることがあります。

    電話アプリで「*#06#」を入力すると、IMEIなどの端末識別番号と一緒にEIDが表示される機種もあります。ただし、この方法に対応しているかは端末によって異なります。

  3. eSIMを追加する項目があるか確認する。

    モバイルネットワークやSIMの設定に、「eSIMを追加」「モバイル通信プランを追加」「SIMをダウンロード」などの項目があれば、eSIMに対応している可能性があります。

    ただし、設定項目の表示だけで利用可否を断定せず、機種の仕様と格安SIMの動作確認端末一覧も確認してください。

  4. 利用する格安SIMの公式サイトで機種名・型番を照合する。

    eSIMに対応した端末でも、格安SIM側の通信方式や周波数帯に対応していない場合があります。格安SIMの公式サイトで「動作確認端末」「対応端末」「eSIM対応端末」などのページを開き、機種名、型番、利用する回線、OSのバージョンを確認します。

  5. 申込み前に、音声通話・データ通信などの確認結果を見る。

    動作確認一覧では、eSIMの利用だけでなく、データ通信、音声通話、SMS、テザリングなどの確認結果が分けて掲載されていることがあります。必要な機能が「○」や対応済みになっているか確認してください。

iPhoneでeSIM対応を確認する方法

iPhoneは、機種名だけでなくモデル番号や販売地域も確認する必要があります。一般にeSIM対応モデルがありますが、同じ世代のiPhoneでも販売地域によって仕様が異なる場合があるためです。

確認する場所

  • 「設定」→「一般」→「情報」でEIDが表示されるか
  • 「設定」→「モバイル通信」で「eSIMを追加」などの項目が表示されるか
  • 格安SIMの動作確認端末一覧に、該当するiPhoneの機種名・モデルが掲載されているか

EIDが表示されても、利用する格安SIMの回線で正常に通信できるとは限りません。特に、海外版や特定地域向けのモデルは、国内版と対応仕様が異なることがあるため、モデル番号まで照合しましょう。

AndroidでeSIM対応を確認する方法

Androidは、同じシリーズ名でも販売時期、販売元、地域によってeSIM対応が異なります。「機種名にeSIM対応と書かれているか」だけで判断せず、実際の型番で確認してください。

確認する場所

  • 「設定」→「デバイス情報」などで機種名・型番を確認する
  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」などでeSIM追加項目を探す
  • 端末情報やSIMのステータス画面でEIDが表示されるか確認する
  • 格安SIM公式サイトの動作確認端末一覧で、型番とAndroidのバージョンを照合する

Androidはメーカーごとに設定画面の名称が違います。また、ソフトウェア更新によって表示が変わる場合もあるため、EID、eSIM追加項目、公式の動作確認情報を組み合わせて判断します。

eSIM対応端末でも格安SIMを使えないことがある理由

端末がeSIMに対応していることと、特定の格安SIMで使えることは別の条件です。次の項目も確認してください。

確認項目 確認する内容
格安SIMの対応状況 利用する格安SIMの動作確認端末一覧に掲載されているか
型番・販売地域 国内版、海外版などの違いがないか。掲載機種と型番が一致するか
対応回線 ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線など、申込み予定の回線に対応しているか
SIMロック SIMロックが設定されている端末では、解除が必要になる場合があるか
対応周波数帯 利用する回線の通信周波数帯に対応しているか
OSのバージョン 動作確認時のOSと、現在の端末のOSが対応範囲内か
必要な機能 音声通話、SMS、データ通信、テザリングが必要な場合に対応しているか

動作確認端末一覧に掲載がない場合は、端末が必ず使えないとは限りません。しかし、格安SIM側での動作が確認されていない状態なので、「対応している」と断定せず、申込み前に公式サポートへ確認するのが安全です。

EIDが表示されない場合の確認方法

EIDが見つからない場合は、端末がeSIM非対応である可能性があります。ただし、設定画面の場所が違う、表示が省略されている、ソフトウェアの状態によって表示されないといった可能性もあるため、EIDがないだけで即座に非対応とは判断しません。

次の順番で確認してください。

  1. 端末の取扱説明書やメーカー公式の製品仕様で、eSIM対応の記載を探す。
  2. 端末の設定画面で「eSIM」「SIMを追加」「モバイル通信プランを追加」などを検索する。
  3. 電話アプリで「*#06#」を入力し、EIDが表示されるか確認する。
  4. 端末の正確な型番を使い、利用予定の格安SIMの動作確認端末一覧で照合する。
  5. 判断できない場合は、端末メーカーまたは格安SIMの公式サポートに型番を伝えて確認する。

eSIM対応の確認で間違えやすい点

「SIMフリー」と「eSIM対応」は同じではない

SIMフリー端末は、特定の通信会社に限定されにくい端末を指します。一方、eSIM対応は、端末にeSIMを登録できる機能があるかどうかを指します。

SIMフリーでもeSIM非対応の端末はあります。反対に、eSIM対応でも、利用する回線の周波数帯や格安SIMの動作確認状況によっては利用できない場合があります。

デュアルSIM対応でも、eSIMを使えるとは限らない

「デュアルSIM対応」と表示されていても、物理SIMを2枚使う方式や、物理SIMとeSIMを組み合わせる方式などがあります。デュアルSIMという表示だけで、eSIM対応とは判断しないでください。

eSIMの再発行や端末変更の条件も確認する

eSIMは物理SIMカードの差し替えがないため、端末変更や初期化の際に再発行手続きが必要になることがあります。利用開始前に、eSIMの発行・再発行にかかる費用、手続き方法、本人確認の条件なども格安SIMの公式案内で確認してください。

確認する順番に迷ったときの判断基準

最初に端末の型番とEIDを確認し、次に利用予定の格安SIMの動作確認端末一覧で照合します。「EIDがある」「eSIM追加項目がある」「利用する格安SIMの対象機種に掲載されている」の3点がそろっていれば、対応を判断しやすくなります。

ただし、回線、OS、音声通話やSMSなどの必要な機能まで確認できていない場合は、まだ申込みを確定しないでください。型番と利用回線を控えたうえで、公式の動作確認情報に掲載された条件と一致するかを確認することが、格安SIMのeSIM対応端末を選ぶ基本です。