格安SIMへの乗り換えでは、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。申し込み方法や契約者の状況によっては、補助書類、在留カード、支払いに使う名義の確認書類などを求められることもあります。
必要な書類は格安SIM会社ごとに異なるため、申し込み前に契約予定の会社が指定する「本人確認書類」を確認してください。特に、本人確認書類の住所と申し込み住所が一致しているかが重要です。
格安SIMの乗り換えで使える主な本人確認書類
多くの格安SIMでは、次のような公的な顔写真付き書類を本人確認書類として使えます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(顔写真付き)
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード
- 身体障害者手帳などの公的手帳
ただし、同じ書類でも発行日、住所の記載、在留期間などの条件が設けられている場合があります。マイナンバー通知カードは、本人確認書類として使えないことが一般的です。
顔写真付きの本人確認書類がない場合
顔写真付きの書類がない場合は、健康保険証や年金手帳など、顔写真のない書類を使えることがあります。ただし、1点だけでは受け付けられず、補助書類の提出が必要になる場合があります。
補助書類として指定されることがあるものは、次のとおりです。
- 住民票
- 公共料金の領収書
- 納税証明書
- 現住所が記載された請求書や領収書
補助書類には「発行から3か月以内」などの有効期限が設定されることがあります。書類の種類だけでなく、発行日と住所の記載も確認してください。
本人確認書類で確認されるポイント
提出した本人確認書類は、申し込み内容と一致しているか確認されます。次の項目に違いがあると、申し込みが完了しないことがあります。
- 氏名が申し込み内容と一致している
- 生年月日が一致している
- 住所が現在の住所と一致している
- 書類の有効期限が切れていない
- 書類全体がはっきり写っている
- 書類の一部が隠れたり、反射したりしていない
引っ越し後に運転免許証などの住所変更をしていない場合は、先に住所変更が必要になることがあります。旧住所のままの書類を提出し、別の補助書類で対応できるかどうかは、格安SIM会社のルールによって異なります。
申し込み方法によって提出方法が異なる
本人確認書類の提出方法は、ウェブ申し込み、本人確認書類の画像アップロード、オンライン本人確認など、格安SIM会社によって異なります。
- 画像アップロード:本人確認書類を撮影し、申し込み画面から提出する
- オンライン本人確認:本人確認書類と顔をスマートフォンで撮影する
- 郵送:本人確認書類のコピーなどを送付する
オンライン本人確認では、運転免許証やマイナンバーカードなど、対応する書類が限定されることがあります。利用したい申し込み方法で使える書類を、手続き前に確認しましょう。
MNPで電話番号を引き継ぐ場合に必要なもの
電話番号をそのまま格安SIMへ乗り換える場合は、本人確認書類に加えて、現在の携帯電話会社の契約情報が必要です。申し込み方法によっては、MNP予約番号を取得して入力します。
現在は、携帯電話会社間の手続き方法によってはMNP予約番号が不要な方式もあります。ただし、必要な手続きや入力項目は乗り換え元と乗り換え先で異なるため、申し込み画面の案内に従ってください。
なお、MNPで電話番号を引き継ぐ場合は、乗り換え元と乗り換え先の契約者名義が一致している必要があります。家族名義の回線を自分名義で申し込む場合などは、名義変更や追加書類が必要になることがあります。
支払い方法によって追加確認が必要な場合
格安SIMの支払いにクレジットカードを使う場合は、契約者本人名義のカードを求められることがあります。口座振替を利用する場合も、口座名義と契約者名義が一致しているか確認されることがあります。
家族名義のクレジットカードや口座を使えるかどうかは、格安SIM会社の規約によって異なります。本人確認書類とは別に、支払い名義人の同意書や追加書類が必要になる場合もあるため、名義が異なるときは事前確認が必要です。
外国籍の人が申し込む場合
外国籍の人は、在留カードや特別永住者証明書を本人確認書類として提出することがあります。在留期間が一定以上残っていることや、在留カードの住所が現住所と一致していることを条件とする会社もあります。
必要書類や契約できる期間は、格安SIM会社と在留資格によって異なります。在留カードを使う場合は、表面だけでなく裏面の提出が必要か、在留期間の条件があるかを確認してください。
申し込み前に用意するもの
乗り換え手続きをスムーズに進めるには、次のものを準備しておくと確認しやすくなります。
- 契約者本人の本人確認書類を用意する。
- 本人確認書類の氏名、住所、生年月日が現在の情報と一致しているか確認する。
- 必要な場合は、住民票や公共料金の領収書などの補助書類を用意する。
- 支払いに使うクレジットカードや銀行口座の名義を確認する。
- 電話番号を引き継ぐ場合は、MNPの手続き方法と契約者名義を確認する。
- 申し込み画面で、提出できる書類の種類と画像の撮影条件を確認する。
書類を撮影するときは、氏名や住所が読める明るい場所で撮影し、書類の四隅が画像に入るようにします。画像がぼやけている、光が反射している、必要な面が不足している場合は、再提出になることがあります。
必要な本人確認書類を判断するポイント
まず、契約者本人の運転免許証または顔写真付きマイナンバーカードがあるかを確認してください。どちらもない場合は、契約予定の格安SIM会社が健康保険証などに対応しているか、補助書類が必要かを確認します。
住所変更直後、家族名義からの乗り換え、外国籍の人の申し込み、未成年者の契約では、通常より多くの書類が必要になることがあります。一般的な書類だけで判断せず、契約者名義と申し込み住所をそろえたうえで、乗り換え先の公式な申込条件を確認するのが確実です。
格安SIMへの乗り換えでは、本人確認書類として運転免許証や顔写真付きマイナンバーカードなどを準備するのが基本です。顔写真付き書類がない場合は、健康保険証などと補助書類の組み合わせが必要になることがあります。申し込み前に、書類の有効期限、住所、契約者名義、提出方法を確認してください。







