格安SIMで国際電話をかける料金はいくら?

格安SIMで国際電話をかける料金はいくら?

格安SIMで国際電話をかける料金は、SIM会社と相手国によって異なり、一律ではありません。多くの場合、国内通話の料金や通話定額は国際電話に適用されず、相手国ごとに設定された1分あたりの料金がかかります。

正確な金額を知るには、利用中の格安SIMの「国際電話料金表」で、発信先の国と電話番号の種類を確認してください。

格安SIMの国際電話料金は何で決まる?

国際電話の料金は、主に次の条件で変わります。

  • 利用している格安SIM会社
  • 発信先の国・地域
  • 固定電話、携帯電話など相手の番号の種類
  • 通常の電話アプリを使うか、専用の通話アプリを使うか
  • 通話時間と、料金の計算単位

同じ国へかける場合でも、固定電話と携帯電話で料金が異なることがあります。また、1分単位で計算するサービスもあれば、一定秒数ごとに計算するサービスもあるため、料金表の条件まで確認が必要です。

国内通話の定額サービスは国際電話にも使える?

国内通話向けの定額サービスは、国際電話には使えないことが一般的です。「5分かけ放題」や「完全かけ放題」に加入していても、海外の電話番号へ発信した料金は別に請求される場合があります。

ただし、サービスの対象範囲は格安SIM会社ごとに異なります。国際電話を使う予定がある場合は、次の項目を利用規約や料金表で確認してください。

  • 国際電話の発信に対応しているか
  • かけ放題の対象外か
  • 国際電話の利用に申し込みが必要か
  • 国際電話の利用上限や停止条件があるか

国際電話料金を確認する方法

料金を間違えないためには、次の順番で確認します。

  1. 利用中の格安SIM会社の公式サイトで「国際電話料金」を検索する。
  2. 発信先の国・地域を料金表から探す。
  3. 固定電話向けか携帯電話向けかを確認する。
  4. 1分あたりの料金と、料金の計算単位を確認する。
  5. 国際電話の利用に申し込みや設定が必要か確認する。

料金表に発信先の国が掲載されていない場合は、利用できないと断定せず、格安SIM会社のサポート窓口や契約者向けページで確認してください。

通話アプリを使う場合は料金が変わる

格安SIMの標準電話アプリではなく、通信回線を使う通話アプリを利用すると、電話回線による国際電話とは別の料金体系になることがあります。

相手も同じアプリを使っている場合は、アプリ間通話として扱われることがあります。一方、海外の固定電話や携帯電話へ直接発信する場合は、アプリ側の国際通話料金やクレジット料金が必要になることがあります。

アプリの通話料が安く見えても、データ通信料、対応国、発信先の番号の種類、最低利用額などが別に定められている場合があります。利用前にアプリの料金表を確認してください。

海外から日本などへ電話する場合は別の料金

日本にいるときに海外の番号へかける「国際電話」と、海外滞在中に電話をかける「国際ローミング」は別のサービスです。

利用する状況 確認する料金
日本から海外の番号へ発信する 国際電話料金
海外から日本や滞在国の番号へ発信する 国際ローミングの発信料金
海外で電話を受ける 国際ローミングの着信料金

海外旅行や出張中に電話を使う場合は、国際電話の料金表ではなく、渡航先ごとの国際ローミング料金を確認してください。

国際電話料金の計算例

仮に、料金表で「1分あたり100円」と定められており、8分30秒通話したとします。1分単位で切り上げる条件なら、計算は次のとおりです。

100円×9分=900円

ただし、これは計算方法を説明するための仮定例です。実際の料金は、利用する格安SIM、発信先、計算単位、消費税の表示方法などによって異なります。

格安SIMで国際電話をかける前の確認ポイント

特に次の点を確認すると、想定外の請求を避けやすくなります。

  • 国際電話が利用可能か
  • 発信先の国・地域が対応しているか
  • 固定電話と携帯電話の料金が同じか
  • 国内通話のかけ放題が適用されるか
  • 1分単位か、秒単位かなどの計算方法
  • 利用停止や上限額が設定されているか

なお、国際電話を頻繁に利用するなら、通常の電話回線だけでなく、料金と利用条件を確認したうえで通話アプリやオンライン通話を比較すると判断しやすくなります。

まとめ

格安SIMの国際電話料金は、格安SIM会社と発信先の国・地域によって変わります。国内通話のかけ放題が適用されないことが一般的なので、契約前または発信前に、料金表で「国」「固定電話・携帯電話」「計算単位」を確認することが大切です。