格安SIMのデータ容量はどれくらい必要?

格安SIMのデータ容量はどれくらい必要?

格安SIMのデータ容量は、毎月のモバイル通信量に1〜3GBほど余裕を加えた容量を選ぶのが目安です。Wi-Fiをよく使う人は3〜5GB程度、外出先でSNSや音楽を使う人は10〜20GB程度、動画を長時間見る人やテザリングを使う人は20GB以上を検討するとよいでしょう。

ただし、必要なデータ容量は、動画の視聴時間、Wi-Fiの利用状況、テザリングの有無によって大きく変わります。まずスマートフォンの設定で、直近1〜3か月のモバイルデータ使用量を確認するのが確実です。

格安SIMのデータ容量は使い方別に選ぶ

自宅や職場でWi-Fiを使えるか、外出先で動画を見るかによって、必要な容量は次のように変わります。下表はあくまで選択の目安で、アプリの設定や動画の画質によって実際の消費量は異なります。

使い方 選びやすい容量の目安 利用イメージ
Wi-Fi中心 1〜3GB 通話、メール、ニュース、少量のSNSを外出先で使う
軽いSNS・音楽利用 3〜10GB SNS、地図、音楽ストリーミングを外出先で使う
SNSや動画を日常的に利用 10〜20GB 写真や短い動画を見たり、外出先で動画を見たりする
動画を長時間視聴 20GB以上 高画質動画、ライブ配信、テザリングを頻繁に使う

迷った場合は、現在の使用量が5GBなら6〜10GB、15GBなら20GB前後のように、実際の使用量を下回らない容量を選ぶと安心です。ただし、毎月ほとんど容量を使い切らない人は、余裕を大きく取りすぎると料金が無駄になる可能性があります。

用途ごとのデータ消費量を確認する

データ消費量は、同じサービスでも画質や音質、利用時間によって変わります。特に動画とビデオ通話はデータ容量を消費しやすいため、外出先で使う時間を基準に考えましょう。

用途 データ容量が増えやすい条件 確認したい点
動画視聴 高画質、長時間再生、自動再生 画質を下げられるか、Wi-Fiでダウンロードできるか
SNS 動画や画像の閲覧、動画の自動再生 動画の自動再生をモバイル通信時に停止できるか
音楽配信 ストリーミング再生、高音質設定 Wi-Fi接続時に楽曲を保存できるか
ビデオ通話 長時間のカメラ通話、複数人での通話 通話時間とWi-Fiの利用状況
地図・ナビ 長時間の経路案内、地図データの読み込み オフライン地図を利用できるか
アプリ更新・写真の同期 モバイル通信での自動更新やバックアップ 更新や同期をWi-Fi接続時だけにできるか

たとえば、動画を外出先で毎日見る人は、SNSや地図などの利用分も加わるため、動画だけの消費量で容量を決めると不足しやすくなります。

自分に必要なデータ容量を調べる方法

契約前には、スマートフォンの設定画面でモバイルデータ通信の使用量を確認します。月初から月末までの集計期間が、格安SIMの請求期間と一致しているかも確認してください。

  1. スマートフォンの設定で「モバイルデータ通信」や「データ使用量」の項目を開きます。
  2. 直近1〜3か月の使用量を確認します。
  3. 動画、SNS、音楽、テザリングなど、容量を多く使ったアプリを確認します。
  4. 最も使用量が多かった月を基準に、1〜3GB程度の余裕を加えます。
  5. 候補の格安SIMについて、容量超過後の速度や追加データの料金を確認します。

スマートフォンに表示される使用量と、格安SIM側で集計される使用量は、集計期間や計測方法の違いで一致しない場合があります。契約後は、格安SIMの会員ページに表示される残容量も確認すると、実際の使い方に合っているか判断しやすくなります。

余ったデータ容量と不足した場合の違いで選ぶ

データ容量を選ぶときは、毎月余る場合と、月末に不足する場合のどちらが困るかも判断材料になります。

余ることが多い人

毎月の使用量が契約容量を大きく下回るなら、少ない容量のプランに変更できるか確認しましょう。余ったデータ容量を翌月に繰り越せるサービスもありますが、繰り越しの上限や有効期限はサービスごとに異なります。

不足することが多い人

月末に速度制限がかかる人は、容量を増やすだけでなく、動画の画質やアプリの自動再生も確認しましょう。容量を増やしても使い方が変わらなければ、再び不足する可能性があります。

追加データを購入できる場合でも、毎月追加する状態なら、最初から一つ上の容量を契約したほうが合計費用が安くなることがあります。比較するときは、基本料金だけでなく、追加データの料金と利用頻度も含めて考えます。

利用目的別の選び方

自宅ではWi-Fiを使う人

自宅で動画やアプリ更新をWi-Fi経由にできるなら、外出時の連絡や地図、少量のSNS利用に必要な容量を選びます。まずは3GB前後から検討し、外出先で動画や音楽を長時間使う場合は容量を増やします。

通勤・通学中にSNSや音楽を使う人

SNSの動画閲覧や音楽のストリーミング再生を毎日行うなら、3GBでは不足する可能性があります。現在の使用量を確認したうえで、10GB前後を一つの目安にすると選びやすくなります。

外出先で動画を見る人

動画は画質と視聴時間によって消費量が大きく変わります。外出前にWi-Fiで動画を保存する、画質を下げる、自動再生を止めるといった方法で必要な容量を抑えられます。

テザリングを使う人

テザリングは、スマートフォンにつないだパソコンやタブレットの通信もスマートフォンのデータ容量として消費します。ウェブ閲覧だけでなく、OS更新、動画視聴、クラウド同期などが動くと使用量が増えやすいため、利用頻度と接続機器を含めて容量を決めてください。

データ容量だけでなく確認したい条件

格安SIMを選ぶときは、容量の数字だけでなく、容量を使い切った後の条件も確認する必要があります。

  • 容量を超えた後の通信速度
  • 追加データの料金と購入単位
  • 余ったデータ容量の繰り越し可否と期限
  • 高速通信を一時的にオフにできる機能の有無
  • テザリングの利用条件
  • 料金プランを変更できる時期

「大容量」と表示されていても、容量超過後の速度や追加料金が自分の使い方に合うとは限りません。特に月末まで通信を使う必要がある人は、容量不足時の制限を確認してから契約しましょう。

格安SIMのデータ容量は使用量に余裕を加えて決める

格安SIMのデータ容量は、まずスマートフォンで直近のモバイルデータ使用量を確認し、最も多かった月の使用量に1〜3GB程度を加えて選ぶのが基本です。Wi-Fi中心なら少ない容量、動画やテザリングを使うなら大きい容量が向いています。

最初から正確に決められない場合は、容量を変更できるプランを選び、契約後の使用量と月末の残容量を確認してください。毎月余るなら下げ、不足するなら動画設定やWi-Fi利用を見直したうえで増やすと、自分に合う容量を判断できます。