格安SIMで繋がりやすいのはどのサービス?

格安SIMで繋がりやすいのはどのサービス?

格安SIMで「繋がりやすい」サービスは、利用する回線と場所によって変わります。広いエリアでのつながりやすさを重視するなら、ドコモ・au・ソフトバンクの回線を使うサービス、混雑時間帯の速度も重視するなら、各社のオンライン専用プランやサブブランドを優先して比較すると判断しやすいです。

ただし、格安SIMだから電波が弱いとは限りません。電波の届く範囲は主に回線の種類と利用場所で決まり、通信速度は回線の混雑状況やサービスの設備によって変わります。

格安SIMのつながりやすさは「回線」と「混雑」を分けて考える

格安SIMを選ぶときは、次の2つを分けて確認することが大切です。

確認すること 主に影響する要素 判断のポイント
電波が届くか ドコモ・au・ソフトバンクなど、利用する回線 自宅、職場、通勤経路のエリアマップを確認する
通信が遅くならないか 利用者が集中する時間帯やサービス側の設備 昼休みや夕方に動画・Webページを使うかで選ぶ

同じ回線を使うサービスであれば、対応エリアは大きくは変わりません。一方で、格安SIMの通信速度はサービスごとに異なるため、「電波は届くのに通信が遅い」ということもあります。

つながりやすさを重視しやすい格安SIMの選択肢

広いエリアで使いたいなら、利用場所に合う大手回線を選ぶ

地方、山間部、旅行先などでも使う場合は、まず自宅やよく行く場所で電波が届く回線を選びます。格安SIMでは、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線のいずれかを利用するサービスが多くあります。

たとえば、次のように回線を選択できるサービスがあります。

  • ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線から選べるタイプ
  • ドコモ回線またはau回線から選べるタイプ
  • 特定の大手通信会社の回線だけを使うタイプ

「この格安SIMなら全国で必ずつながる」とは言えません。契約前に、各社のサービスエリアマップで住所、職場、学校、よく利用する駅や道路を確認してください。

混雑時間帯の速度も重視するなら、サブブランドやオンライン専用プランを候補にする

昼休みや夕方に通信が遅くなることを避けたい人は、大手通信会社のサブブランドやオンライン専用プランも候補になります。代表例として、次のサービスがあります。

回線系統 候補の例 向いている人
ドコモ系 ahamoなど ドコモのエリアで、混雑時間帯も比較的安定して使いたい人
au系 UQ mobile、povoなど auのエリアを使いたい人、料金や使い方を自分で管理できる人
ソフトバンク系 Y!mobile、LINEMOなど ソフトバンクのエリアを使いたい人、店舗サポートやオンライン手続きを重視する人

これらがすべての地域・時間帯で最速とは限りません。また、料金、データ容量、通話条件、店舗サポートはサービスごとに異なります。つながりやすさだけでなく、自分の利用地域と使い方を合わせて比較してください。

通常のMVNOを選ぶ場合に確認したいこと

通常のMVNOは、大手通信会社の回線を借りて通信サービスを提供しています。電波が届く範囲は利用する回線に左右されますが、利用者が集中する時間帯は通信速度が下がる場合があります。

特に、平日の昼休みや夕方に次の用途を使う人は注意が必要です。

  • 動画を高画質で視聴する
  • オンライン会議をする
  • 大容量ファイルを送受信する
  • 地図やWebページをすぐに表示したい

一方、メール、メッセージ、音楽再生、軽いWeb閲覧が中心で、混雑時間帯の速度低下を許容できるなら、通常のMVNOも選択肢になります。

自分に合う「つながりやすい」格安SIMの選び方

次の順番で確認すると、サービス名だけで決めずに選べます。

  1. 利用場所を洗い出す。自宅、職場、学校、通勤経路、実家など、電波が必要な場所を挙げます。
  2. 各回線のエリアマップを確認する。住所だけでなく、建物内や地下、山間部などの利用環境も確認します。
  3. 混雑時間帯の利用状況を考える。昼休みや夕方に動画やオンライン会議を使うなら、通信品質を重視して候補を絞ります。
  4. 端末の対応状況を確認する。端末が利用する周波数帯に対応しているか、SIMロックや動作確認済み端末の条件を確認します。
  5. 可能なら乗り換え前に試す。お試しサービスや短期間で解約できる条件がある場合は、実際の自宅や職場で通信状況を確認します。

つながりやすさで失敗しやすい選び方

「大手回線を使っているから、どのサービスでも同じように快適」と考えるのは避けましょう。エリアは似ていても、混雑時の通信速度、データ容量、速度制限の条件はサービスごとに異なります。

また、通信が遅い原因が電波とは限りません。端末の対応周波数、建物の構造、地下や屋内の環境、データ容量を使い切ったことなども確認が必要です。

格安SIMでつながりやすいサービスを選ぶ結論

広いエリアでのつながりやすさを重視するなら、まず自分の生活圏に合う大手回線を選びます。昼休みや夕方の通信速度まで重視するなら、ahamo、UQ mobile、povo、Y!mobile、LINEMOなどの大手通信会社系サービスを比較するのが基本です。

通常のMVNOを選ぶ場合は、回線の種類だけで判断せず、混雑時間帯の速度、端末対応、速度制限の条件を確認してください。最初に行うことは、自宅・職場・通勤経路で使いたい回線のエリアを確認することです。